聴導犬

聴導犬とは何をする犬ですか?

聴導犬は、耳が聞こえない、または音や言葉が聞き取りづらく、日常生活でサポートを必要としている聴覚障がい者をサポートする補助犬です。

聴導犬が、生活で必要な音が鳴った時にユーザーに知らせることで、ユーザーは「音が知らせる情報」をキャッチすることができます。

音が知らせる情報って?

日常生活の中では、「音」がたくさんあふれています。
たとえば「声」。これもコミュニケーションを通して情報を得るために必要な「音」です。

そのほかにも、メール受信などを知らせる着信音、危険を知らせる自転車のベルや車のクラクションなど…
私達の生活では、様々な音が生活に必要な情報を知らせてくれています。

  • 目覚まし時計の音で起こしてくれる
  • 来客のチャイムを知らせてくれる
  • メールやファックスの着信を教えてくれる

聴導犬の役割

ユーザーの安全で、より過ごしやすい生活のサポート
生活に必要な音と、その音が知らせる情報を伝えます。

精神的なサポート
聴導犬が生活に必要な音を伝えることで、「音が鳴っていないか」を常に気にする緊張が軽減されると共に、「音を知らせてくれる存在がそばにいる安心感」がうまれ、精神的なサポートになります。

周りからの理解や、必要なサポートを得られるきっかけ
聴覚障害は、見た目からは障害について気づくことがなかなかできません。
聴覚障害は、外見上その障害が周囲の人にわからないために、孤独な障害だと言われています。

車の運転中にクラクションを鳴らす時、何かの用事でちょっと声をかける時、私達は耳の聞こえない人の存在を忘れてしまっています。

聴覚障がい者は、駅やデパートで緊急放送が流れた時にも、必要な情報を得ることができません。
こんな時に、「聴導犬」のガウンを着けた犬を連れていたらどうでしょうか?
聴導犬がいることで、その方が聴覚障害を持っていることを周りの人が気づきやすくなります。
その存在だけででも、周囲の方たちの善意をひきおこす事ができるのです。
さらには「無視された」などの誤解を避けられたり、理解やサポートのきっかけになったりもします。

聴導犬の仕事

家の中では…
電話・FAXの受信音、メールなどの着信音、玄関のチャイム、目覚まし時計の音、赤ちゃんの泣き声など、生活する上で必要な様々な音を知らせます。

家の外では…
窓口などでの順番待ちの際に、名前やベルの音に反応して知らせます。

一人ひとりにあわせた育成

聴導犬をご希望される方が知らせてほしい音は、一人ひとり違います。
ユーザーのご事情や希望によって、同じ音でも知らせ方を変えることもあります。
それは一人ひとりの生活や障害が異なるからです。

そのため、まずは日常生活を送る上で困っていることを協会スタッフがユーザーの元へ訪問し、
「どのような音を知らせてほしいか」
「聴導犬を持ったら、どのような生活を送りたいか」
をヒアリングしながら、その方にあった聴導犬を育成します。

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